2014/9/3

チェコ・スロバキア

チェコ原発プロジェクトに中国が関心

この記事の要約

チェコの原発プロジェクトに中国が強い関心を示している。張高麗副首相と会談したヤン・ムラデク産業相が8月29日、チェコ放送の取材に対し明らかにした。 テメリン原発拡張工事の入札が改めて実施されれば、中国は受注に向けて参加す […]

チェコの原発プロジェクトに中国が強い関心を示している。張高麗副首相と会談したヤン・ムラデク産業相が8月29日、チェコ放送の取材に対し明らかにした。

テメリン原発拡張工事の入札が改めて実施されれば、中国は受注に向けて参加する意欲を示した。また、ドゥコヴァニ原発の拡張が決まれば、その受注も目指す姿勢だ。

テメリン原発を運営する国営電力CEZは今年4月、政府が拡張後に同原発が供給する電力について最低価格を保障することを拒んだため、採算性を理由に入札手続きを中止した。政府は年内に新たな入札を行うかどうか判断する予定だが、実施が確実視されており、7月には韓国電力公社(KEPCO)も応札への意欲を示している。