ラトビアのリサイクル企業エコ・バルティカ(Eco Baltica)傘下のノルディック・プラスト(Nordic Plast)は、リガ近郊のオライネ工場にプラスチックの新生産施設を開設した。
エコ・バルティカの発表によると、新施設はプラスチック廃棄物のリサイクルや、押出成型加工ラインなどの設備がある。投資額は総額250万ユーロで、そのうち170万ユーロはノルデア銀行の信用供与となる。
エコ・バルティカのマーリス・シマノヴィッチスCEOによれば、新施設の稼動で生産能力、競争力及び輸出能力が高まり、同社のバルト諸国における地歩を固めることができるとしている。
ノルディック・プラストはポリエチレン(高密度ポリエチレン(HDPE)及び低密度ポリエチレン(LDPE))、ポリプロピレンの加工製品を生産している。新施設の稼動により、生産能力はこれまでの月産320トンから550トンに増加するとしている。