2014/10/22

ポーランド

ポーランドPGNiG、シェールガスのR&Dプロジェクトに着手

この記事の要約

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)は、シェールガス分野で5件の研究開発(R&D)プロジェクトに着手する。来年から実施するとしており、すでに5,060万ズロチの補助金を確保している。16日付の現地紙『ワル […]

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)は、シェールガス分野で5件の研究開発(R&D)プロジェクトに着手する。来年から実施するとしており、すでに5,060万ズロチの補助金を確保している。16日付の現地紙『ワルシャワ・ボイス』などが伝えた。

PGNiGは地質データや断層映像の提供などでプロジェクトに貢献する。最大のプロジェクトは5,100万ズロチ規模で、同国石油最大手PKNオルレンの上流子会社オルレン・アップストリームと複数の学術・研究機関からなるコンソーシアムを結成する。これに次ぐプロジェクトは2,980万ズロチ規模で、石油大手ロトスのグループ企業ペトロバルチックと2つの科学系学術機関からなる。全てのプロジェクトは2016年末までに終了する予定。

ポーランドのシェールガス埋蔵量は推定8,000億~2兆立方メートル。政府は天然ガスのロシアからの輸入依存から脱却するため、シェールガス開発を積極的に推し進めている。

(1PLN=32.18JPY)