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2014/10/29

ロシア

ロシア化学系企業「リーデル・コンパウンド」、設備投資拡大

この記事の要約

ロシアの化学系企業「リーデル・コンパウンド」は22日、同国西部のモルドヴィア共和国サランスクで過酸化物架橋ポリエチレン(PEX)の新生産設備の稼動を開始したと発表した。投資費用は2億ルーブル。17日に行われた記念式典には […]

ロシアの化学系企業「リーデル・コンパウンド」は22日、同国西部のモルドヴィア共和国サランスクで過酸化物架橋ポリエチレン(PEX)の新生産設備の稼動を開始したと発表した。投資費用は2億ルーブル。17日に行われた記念式典には同社関係者のほかヴォルコフ同共和国大統領、マゾフ同共和国経済大臣も出席した。

20人を新規雇用する。新設備の生産能力は年間およそ1万トンで、ロシアの国内需要の90%をまかなう。第2、第3の生産ラインも検討しているという。

同社はケーブル絶縁材料に用いるプラスチック混合物の生産を2012年に開始した。同地で60人を雇用している。(1RUB=2.59JPY)