プライスウォーターハウス・クーパース（PwC）はこのほど、ポリマー関連事業を手がけるポーランドの62企業・機関がポリマー科学研究センター「ポリンテグラ」の設立契約に調印したことを明らかにした。用途が多岐にわたるポリマー・バイオポリマー業界に横のつながりを創り出し、協働を通じた新技術の開発・商業化を目指す。
ポリンテグラには分野の異なる17研究機関が参加する。ポーランドの持つ開発能力を企業の支援で従来以上に活用できると見込まれる。PwCはポリンテグラに対する経営アドバイス業務を担当する。
欧州連合（EU）の中期予算（2014～20年）から助成を受ける。同予算では、研究開発が成長・雇用の確保に向けた重点投資対象の一つと位置付けられている。
