2014/11/5

CIS諸国

ベラルーシMMZ、ロシア向けに新型ディーゼルエンジンを開発

この記事の要約

ベラルーシのディーゼルエンジン大手ミンスク・モーター・プラント(MMZ)は10月30日、ロシアの商用車メーカー、イントラル向けに新型ディーゼルエンジンを開発していることをBelTA通信に明らかにした。同社が受注したのは定 […]

ベラルーシのディーゼルエンジン大手ミンスク・モーター・プラント(MMZ)は10月30日、ロシアの商用車メーカー、イントラル向けに新型ディーゼルエンジンを開発していることをBelTA通信に明らかにした。同社が受注したのは定格出力200~220hpの4気筒ディーゼルエンジンの開発業務だが、12月にも186hpのオフロード車向けディーゼルエンジンの試作品を納入する予定という。試作品をテストし、問題がなければ2015年にも本格生産を開始する。

イントラルはロシアの民間投資家が2013年、商用車の設計と製造に関する国外の知的財産を取得する目的で設立したコンソーシアム(企業連合)。特殊車両の生産も同コンソーシアムの業務の一環で、すでに6、8、12トン車の生産に取り組んでいる。MMZのエンジンは、このような大型特殊車両に採用されるとみられる。