2014/11/19

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

タイヤメーカーのヴィダキム、操業停止=ブルガリア

この記事の要約

ブルガリアのタイヤメーカー、ヴィダキムが13日、国内北西部のヴィディン工場の操業を停止した。現地通信社Noviniteが、国家エネルギー・水道規制委員会との電力価格交渉に訪れていたレシュタルスキ社長の発言として報じた。 […]

ブルガリアのタイヤメーカー、ヴィダキムが13日、国内北西部のヴィディン工場の操業を停止した。現地通信社Noviniteが、国家エネルギー・水道規制委員会との電力価格交渉に訪れていたレシュタルスキ社長の発言として報じた。

タイヤ工場操業停止の理由は、国営電力会社からの約1,900万レフの債務返済が滞っているためで、燃料の石炭調達や給与支払いに影響している。レシュタルスキ社長は約600人の雇用も脅かされていると話した。

ヴィダキムは国営会社として1969年に『ヴィダ』ブランドで操業開始した後、2004年に民営化された。現在、産業用タイヤを生産するが量は少なく、発電が主力事業という。(1BGN=73.80JPY)