2015/2/11

ハンガリー

ハンガリー政府、新航空会社設立の意向

この記事の要約

ハンガリー政府はこのほど、新たに航空会社を設立する意向を明らかにした。国家開発省の関係者がハンガリー現地経済紙『ナピ・ガズダサーグ』に対し述べたところによると、新会社には政府自身も少数株主として出資する。 同省によれば、 […]

ハンガリー政府はこのほど、新たに航空会社を設立する意向を明らかにした。国家開発省の関係者がハンガリー現地経済紙『ナピ・ガズダサーグ』に対し述べたところによると、新会社には政府自身も少数株主として出資する。

同省によれば、新会社は西バルカン、トランシルバニア、北米、極東との間に乗継便または直行便の割り当てが受けられる。拠点とする計画のリスト=フェレンツ国際空港(ブダペスト)は地理的にハブ空港として適している上、発着枠が余っているという。

2010年に再国有化されたフラッグキャリアのマレーヴ・ハンガリー航空は、政府から受け取った補助金が欧州連合(EU)法に抵触するとして欧州委員会から返還を求められ、12年2月に破綻した。同社のハブ空港だったリスト=フェレンツ国際空港は現在完全民営化されており、株式の過半数をドイツの空港運営事業会社アヴィアライアンスが保有している。