中国の通信機器大手である華為技術は6日、ハンガリーに100億フォリント弱(約3,250万ユーロ)を追加投資すると発表した。ブロードバンド網を拡張するとともに、現地開発センターを強化する。
華為技術は現地の電気通信企業と提携関係にある。英ボーダフォンの子会社には第4世代移動通信網を、マジャール・テレコムにはIP放送技術と通信網を提供する。
今回の投資では、約1,000キロメートルの光ケーブルを新設し、ブロードバンド・インターネットを利用できる家庭を14万世帯増やす。
現地子会社によると、10年前の進出以来、華為技術の対ハンガリー投資額は累計で2億ユーロに上っている。今後は、ブダペスト郊外にある現地本社で、従来からの生産・物流業務に加え、欧州市場向けの返品処理、修理、部品供給業務を一括して手がける予定だ。(1HUF=0.43JPY)