2015/2/25

CIS諸国

ベラルーシ、日本からの投資に期待

この記事の要約

ベラルーシのマチュシェフスキ副首相は18日、日本からの直接投資拡大への期待を示した。丸紅の吉田亙顧問と会談した後に国営通信社ベルタに語ったもので、日本との提携の可能性は大きく、同国の外交政策の重点として力を入れるとしてい […]

ベラルーシのマチュシェフスキ副首相は18日、日本からの直接投資拡大への期待を示した。丸紅の吉田亙顧問と会談した後に国営通信社ベルタに語ったもので、日本との提携の可能性は大きく、同国の外交政策の重点として力を入れるとしている。

2013年のベラルーシの外国直接投資額を見ると、日本は39万3,000米ドルで米国の8,200万米ドル、英国の6,400万米ドルに比べはるかに少ない。マチュシェフスキ副首相は、さらに日本の技術や資金を呼び込むため優遇措置を提供する用意があると語った。提携分野としては化学、石油化学、機械製造に大きな潜在力があると見ている。

丸紅はベラルーシに投資する数少ない日系企業のひとつで、スヴェトロゴルスク化学繊維会社の生産施設刷新プロジェクトに日本政策金融公庫国際協力銀行(JBIC)から融資を受け、3,150万米ドルを投資している。