2015/3/18

チェコ・スロバキア

米ハネウェル、チェコのR&Dセンターを拡充

この記事の要約

米複合企業ハネウェルの研究開発部門、ハネウェル・テクノロジー・ソリューションズ(HTS)は12日、チェコ南東部ブルノにある研究開発(R&D)センターを拡充すると発表した。ハネウェルの中核事業である航空機部品やオートメーシ […]

米複合企業ハネウェルの研究開発部門、ハネウェル・テクノロジー・ソリューションズ(HTS)は12日、チェコ南東部ブルノにある研究開発(R&D)センターを拡充すると発表した。ハネウェルの中核事業である航空機部品やオートメーション機器、電子制御システムの分野で研究開発を強化する。投資額は1,000万ドルで、300人を新規雇用する。

同日に新しい研究施設3カ所を開所した。今後数カ月内にさらに5カ所で業務を開始する。HTSのジリ・トミセク統括責任者は「(ブルノの位置する)南モラヴィア地方はチェコのシリコンバレー。良質なインフラと、スキルの高い人材が期待できる」と述べ、同地で研究開発を強化する理由を説明した。

HTSは2003年、R&Dセンターをブルノに開設した。床面積は現在3万3,000平方メートルで、1,500人が従事する。ハネウェルはチェコにR&Dセンターのほか、生産拠点を2カ所持つ。