2015/4/22

自動車

独ケーブル大手CiS、ルーマニアを増強

この記事の要約

独ケーブル大手CiSは14日、ルーマニアの生産能力を増強すると発表した。中部アクセンテ・セベルの拠点に1万平方メートルの建設用地を確保して既存生産設備を刷新し、倉庫・管理施設を新設する計画だ。雇用人数は150から200人 […]

独ケーブル大手CiSは14日、ルーマニアの生産能力を増強すると発表した。中部アクセンテ・セベルの拠点に1万平方メートルの建設用地を確保して既存生産設備を刷新し、倉庫・管理施設を新設する計画だ。雇用人数は150から200人。投資金額は明らかにしていない。

新工場の稼働は今年夏からを予定する。CiSグループオーナーのペーター・M・ヴェルナー氏は「質、量ともに顧客のニーズに応えられるようになる」と述べ、製品の供給能力に自信を示した。工事期間中の生産は同社のチェコ工場が受け持つ。

CiSは独北西部クレフェルドに拠点を置き、自動車のほか医療や航空宇宙産業などに実績がある。ルーマニアでは自動車産業向けにケーブルやコネクタの製造加工、システム技術の設計などを手掛ける。