2015/4/29

自動車

仏自部品CCNがスロバキアを増強

この記事の要約

仏自動車部品メーカーCCNがスロバキアを増強する。同国経済省がこのほど明らかにしたもので、2,760万ユーロを投じて北西部のベルシャに新工場を建設する。来年に着工し、完成後は230人を新規雇用する予定だ。今回の計画に関し […]

仏自動車部品メーカーCCNがスロバキアを増強する。同国経済省がこのほど明らかにしたもので、2,760万ユーロを投じて北西部のベルシャに新工場を建設する。来年に着工し、完成後は230人を新規雇用する予定だ。今回の計画に関し、CCNはスロバキア政府に575万ユーロ相当の投資税額控除を申請した。

CCNは2005年にスロバキアへ進出。ベルシャからほど近いポバジュスカー・ビストリツァに拠点を構え、ターボチャージャーのリングやノズル、シャフトなどの部材を生産する。既存工場の建屋面積は4,000平方メートルで、従業員数は200人。

CCNは1986年創業で、仏国内のほか中国とメキシコにも拠点を持つ。ターボチャージャーや点火プラグ、ハンドル用部材を生産するほか、建設産業分野向けのコネクタ部品やクレーン、ロボットの製造に実績がある。