2015/5/6

自動車

矢崎総業、ブルガリアに第3工場を建設

この記事の要約

矢崎総業がブルガリア中部に同国で3番目の工場を設立する。新顧客からの受注に関連するもので、今後2年で3,000万ユーロを投資する計画だ。 4日付の現地経済紙『キャピタル』が矢崎総業の現地責任者に取材して報じたところによる […]

矢崎総業がブルガリア中部に同国で3番目の工場を設立する。新顧客からの受注に関連するもので、今後2年で3,000万ユーロを投資する計画だ。

4日付の現地経済紙『キャピタル』が矢崎総業の現地責任者に取材して報じたところによると、すでに工場を操業する東部のスリヴェンとヤンボルは立地の候補から外した。必要な技術を持つ労働者を集めるのが困難なためと説明している。中部での建設を予定するが、最終決定はこれからだ。

矢崎は2006年にヤンボル工場を開所してブルガリアに進出した。同工場では3,700人を雇用し、ルノーとフォードに製品を出荷する。一方、12年に操業を開始したスリヴェン工場では1,300人体制でフォード・トランジット用の部品を生産する。矢崎の対ブルガリア投資残高は6,000万ユーロ。