2015/5/13

チェコ・スロバキア

ハンガリーMOL、チェコのガソリンスタンド事業を強化

この記事の要約

ハンガリーの石油大手MOLがチェコのガソリンスタンド事業を強化する。店舗数拡大やブランド整理を通じて販売力を強化し、ポーランドのPKNオルレンの子会社でチェコ1位のウニペトロルを追撃する。5日付のチェコ現地紙『ホスポダー […]

ハンガリーの石油大手MOLがチェコのガソリンスタンド事業を強化する。店舗数拡大やブランド整理を通じて販売力を強化し、ポーランドのPKNオルレンの子会社でチェコ1位のウニペトロルを追撃する。5日付のチェコ現地紙『ホスポダールスケ・ノヴィニー』が報じた。

MOLは昨年、ロシアの石油大手ルクオイルとイタリアの同業エニから相次いで中東欧地域のガソリンスタンドを買収した。このうちチェコについてはエニの保有する「アジップ」ブランドのスタンド125カ所を取得したほか、MOLのスロバキア子会社スロブナフトを通じてルクオイルから44カ所を買収している。今後もさらにチェコでスタンド数を増やす意向だ。

また、「ルクオイル」と「スロブナフト」のブランドで運営している80カ所のスタンドを「MOL」と「パプ・オイル」の2つに統一していくという。