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2015/6/3

ハンガリー

中国の照明機器メーカー、ハンガリーにLED生産拠点建設へ

この記事の要約

中国照明器具メーカーの上海飛楽音響股フン有限公司(シャンハイ・フェイロ・アコースティック)が、ハンガリー北東部のシャーロシュパタクにLED工場を建設する。先ごろ現地経済紙『ブダペスト・ビジネスジャーナル』が報じたもので、 […]

中国照明器具メーカーの上海飛楽音響股フン有限公司(シャンハイ・フェイロ・アコースティック)が、ハンガリー北東部のシャーロシュパタクにLED工場を建設する。先ごろ現地経済紙『ブダペスト・ビジネスジャーナル』が報じたもので、シャンハイ・フェイロ社のチュワン・シェンアン社長とシャーロシュパタク市のアロス市長は工場建設に関する同意書に署名した。新工場の敷地面積は13ヘクタールで、投資額は約3,000万ユーロ。開設時に400人を新規雇用する。

同プロジェクトはハンガリー投資促進庁(HIPA)が支援を明らかにしているものの、着工時期や、生産するLEDランプの種類などは不明。関係筋からは、街路照明システム用のランプを生産するとの観測が出ている。

上海証券取引所に上場する同社の2013年売上高は約3億1,600万ユーロで、従業員数は3,800人。