チェコの南モラビア州はこのほど、中国・河北省が同州の保養地にクア・センターおよびウェルネスホテルを建設すると発表した。9月にも建設地の自治体当局と南モラビア州、河北省の間で協定を結び、2018年末のオープンを目指して整備に取り掛かる。投資額は20億コルナ(7,300万ユーロ)を超え、数百人規模の雇用創出が見込まれている。
建設地はパソラーヴキ。ブルノ市の南、ノヴェ―・ミリーニ貯水池のほとりに位置する。パソラーヴィキの当局と南モラビア州はすでに合弁会社を通じて数十ヘクタールのインフラ整備を終えている。
河北省側は、欧州伝統の施術に加え、漢方に根差す治療も取り入れたい考えという。(1CZK=4.97JPY)