2015/6/10

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

三菱商事、トルコのインフラ事業会社と資本提携

この記事の要約

三菱商事は4日、トルコ財閥のチャルックホールディング(Calik Holding、CH)傘下のエネルギー・インフラ事業会社チャルックエナジー(Calik Enerji、CE)との資本提携で合意したと発表した。高成長が見込 […]

三菱商事は4日、トルコ財閥のチャルックホールディング(Calik Holding、CH)傘下のエネルギー・インフラ事業会社チャルックエナジー(Calik Enerji、CE)との資本提携で合意したと発表した。高成長が見込まれる同国および周辺国でインフラ事業を強化するのが狙い。相互の人材交流を含めた戦略的関係を構築する。

CEは1998年設立。トルコと周辺国での配電・配ガス事業や発電事業に加え、周辺国でのエネルギー関連プラントのEPC(設計・調達・施工)などに実績がある。昨年の売上高は16億1,800万ドル、純利益は2億2,900万ドルだった。従業員数は約2,000人。

三菱商事は1990年代から中央アジア諸国でのプラント建設などでCHと協働。昨年はトルクメニスタンで13億ドル規模の肥料プラント案件をCH傘下の建設企業ガップ・インシャート(Gap Insaat)と共同受注した。