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2015/6/17

自動車

独商用車大手MAN、ハンガリーの地方政府からバス40台を受注

この記事の要約

独商用車大手のMANはこのほど、ハンガリー南西部のカポシュヴァール市から圧縮天然ガス(CNG)を燃料とするバス40台を受注した。同市の公共交通機関を運営するKapos Holdingが行った入札にMANの現地法人が参加し […]

独商用車大手のMANはこのほど、ハンガリー南西部のカポシュヴァール市から圧縮天然ガス(CNG)を燃料とするバス40台を受注した。同市の公共交通機関を運営するKapos Holdingが行った入札にMANの現地法人が参加し、35億フォリント(約1,120万ユーロ)で落札した。受注したCNGバスには車体を2両以上つないだ「連接バス」も15台含まれる。

ハンガリーはCO2排出量が少ないCNGバスの普及に力を入れている。メディア報道によると、同国交通省は北東部ミシュコルツ市と共同で、同市の地域交通事業者「MVK」が予定しているCNGバス購入に1,800万フォリントを拠出する。MVKはこの拠出金で、MAN製バス75台の購入費用の30%をカバーするという。(1HUF=0.44JPY)