独自部品ムベア、ポーランド進出

独自動車部品メーカーのムベア（Mubea）はこのほど、ポーランド南部のカトビッツェ経済特区に新工場を2棟建設すると発表した。床面積はどちらも1万平方メートル。来年に操業を開始し、従業員数を2018年までに約350人に拡大する計画だ。

ムベアは主に、エンジン部品のスプリング・バンドクランプやバルブスプリング、ベルトテンションシステム、ギア用管状シャフト、車両用軸ばねなどを生産している。世界28カ所に拠点を構え、従業員数は約1万200人。2014年の売上高は04年比で3倍の16億2,000万ユーロに達した。中東欧ではすでに、チェコに3ヵ所の工場を保有している。