2015/7/22

チェコ・スロバキア

チェコ航空が黒字転換、上半期利益47万ユーロ

この記事の要約

チェコ航空(CSA)は17日、2015年1-6月期の最終利益で1,290万コルナ(47万ユーロ)を計上し、黒字転換を達成したと発表した。前年同期は4億420万コルナ(1,490万ユーロ)の赤字だった。通期でも黒字を確保で […]

チェコ航空(CSA)は17日、2015年1-6月期の最終利益で1,290万コルナ(47万ユーロ)を計上し、黒字転換を達成したと発表した。前年同期は4億420万コルナ(1,490万ユーロ)の赤字だった。通期でも黒字を確保できる見通しだ。

CSAは2009年以来、6年連続で通期赤字を計上。昨年は損失額が95億コルナ(3億4,700万ユーロ)に上り、2013年の9億2,200万コルナから採算が急速に悪化した。現在、人員削減、機体の売却、欧州の発着枠削減、賃金カットなどを通じて経営再建に取り組んでいる。

CSAの出資構成は大韓航空が44%、民間航空会社のトラベルサービスが34%、チェコ政府が19.74%、保険会社のチェスカー・ポイシュチョヴナが2.26%となっている。(1CZK=4.97JPY)