2015/9/2

ハンガリー

米サムソナイト、ハンガリー工場の拡張完了

この記事の要約

米スーツケース大手サムソナイトのハンガリー子会社、サムソナイト・ハンガリアは8月26日、南西部にあるセクサールド工場の拡張工事を終え、新生産棟の開所式を行った。投資額24億フォリント(約760万ユーロ)のうち、7億1,7 […]

米スーツケース大手サムソナイトのハンガリー子会社、サムソナイト・ハンガリアは8月26日、南西部にあるセクサールド工場の拡張工事を終え、新生産棟の開所式を行った。投資額24億フォリント(約760万ユーロ)のうち、7億1,700万フォリントは欧州連合(EU)からの助成金でまかなった。

今回の拡張工事は、同社が2009年に開始した同工場への総合投資計画(50億フォリント)の一環。新工場の床面積は4,400平方メートルで、28%の増産を見込む。50人を新規雇用する。

ヨージェフ・ピンチェル工場長によると、今後数カ月で1日当たりの生産能力を従来の700個から900個に引き上げる。同工場の年産能力は現在70万個。売上高は昨年が164億フォリントで、今年も同程度となる見通し。(1HUF=0.43JPY)