2015/9/9

自動車

西自部品フンデーリア・コンダルス、スロバキアで鋳造所建設を計画

この記事の要約

スペインの自動車部品メーカー、フンデーリア・コンダルス(Funderia Condals)がスロバキア南部シュトゥーロヴォに鋳造所を建設するもようだ。中東欧ウェブ経済紙『nov-ost.info』がこのほど報じたもので、 […]

スペインの自動車部品メーカー、フンデーリア・コンダルス(Funderia Condals)がスロバキア南部シュトゥーロヴォに鋳造所を建設するもようだ。中東欧ウェブ経済紙『nov-ost.info』がこのほど報じたもので、今年7-9月期の着工と、2017年の開所を予定する。

新鋳造所の建設を巡っては、当初は同国東部プレショフが候補地となっていたものの、環境への影響を懸念する住民の反対運動などにより2度にわたり頓挫した経緯がある。環境影響評価のためシュトゥーロヴォの行政当局に提出された書類によると、建設事業は昨年同国で設立された特別目的会社の「ビオロジスティク」が受け持つという。

フンデーリア・コンダルスが当初の建設予定地プレショフの行政当局に提出した建設計画では、新工場の敷地面積は1万7,690平方メートルで、開設当初の年産能力は5,000トン。投資額は2,000万ユーロとされていた。

フンデーリア・コンダルスはスペインのバルセロナ近郊に本社を構え、ブレーキやギアなどの鋳鉄部品を大手自動車メーカーに供給している。