2015/9/30

自動車

中国自動車部品の首鋼京西重工、チェコ工場が着工

この記事の要約

中国鉄鋼大手、首鋼集団系列の自動車部品メーカー首鋼京西重工(BWI)は23日、ドイツとの国境に接するチェコ・ヘブに建設する新工場の定礎式を行った。多くの取引先のある欧州に拠点を設け、顧客との地理的距離を縮める。 工場棟の […]

中国鉄鋼大手、首鋼集団系列の自動車部品メーカー首鋼京西重工(BWI)は23日、ドイツとの国境に接するチェコ・ヘブに建設する新工場の定礎式を行った。多くの取引先のある欧州に拠点を設け、顧客との地理的距離を縮める。

工場棟の面積は1万5,000平方メートルで、300人以上の雇用を予定する。年内にショックアブソーバーの生産を開始し、BMW、アウディ、オペル、ボルボ、ジャガーランドローバー(JLR)などに供給する。

建設地は米デベロッパーのパナトッニが開発する産業パーク「パナトッニパーク・ヘブ」だ。工場はチェコのアッコラーデ(Accolade)が建設し、BWIにリースする。

首鋼京西重工(BWI)は2009年、米自動車部品大手デルファイのシャーシ部門を買収して発足した。首鋼集団が株式の51%を保有する。