ルーマニアの自動車部品メーカー、コンパ・シビウ(Compa Sibiu)は先ごろ、中部シビウの工場に1,000万ユーロを投じて生産ラインを増設すると発表した。ヨアン・デアク社長によると、ケーブル部品市場での地位強化が狙い。
コンパ・シビウは1991年の設立。欧州に拠点を持つ大手サプライヤー向けに燃料噴射ノズルやキャブレター部分を構成するケーブル部品を生産する。従業員数は1,700人。昨年の売上高は9,500万ユーロで、純利益は530万ユーロだった。ボッシュ、ハネウェル、デルファイなどのほか、タカタ、ダイキン、ジェイテクト、富士機工との取引実績がある。