ハンガリー中央統計局（KSH）が14日発表した8月の鉱工業生産高（確報値、稼働日調整済み）は前年同月比6.2％増となり、上げ幅は7月の3.4％から2.8ポイント拡大した。前月比（稼働日、季節調整済み）では2％の減少。1-8月期は前年同期比で6.6％増加した。
分野別では製造業が7.1％、エネルギーが4.9％それぞれ増加した一方、鉱山・採石業は24％の大幅減となった。
製造業では13部門のうち8部門で伸びた。化学品・化学製品が28％増だったほか、同業生産高の4分の1を占める輸送機器（自動車含む）が17.8％増、ゴム・プラスチック・非金属鉱物が13.5％増と好調だった。一方、機械・装置が13％減、薬品・医薬化学品が9.3％減と振るわなかった。
