チェコのシュコダ自動車が10月29日発表した2015年1-9月期決算の営業利益は7億3,400万ユーロとなり、前年同期から12.7%増加した。新モデル投入、コスト削減の効果で収益が拡大した。売上高は5.7%増の92億8,000万ユーロ。売上高営業利益率は0.5ポイント上昇の7.9%だった。
同期の生産台数は1%減の56万8,800台。販売台数は2.2%増の79万1,500台で、中国を除くと2.8%増の59万1,800台だった。
クラウゼ最高財務責任者(CFO)は、「(増収増益は)魅力的なモデルラインナップが世界中の顧客の琴線に触れた結果だ」と強調。「財務基盤が強固で堅実なことが証明された」と述べた。