ロシア商用車大手のGAZは先ごろ、ニージニー・ノブゴロド工場でメルセデス・ベンツのデリバリーバン「スプリンター」向けにプレス部品と車体構造部品の生産を開始したと発表した。
部品は、GAZがニージニー・ノブゴロド工場で受託生産するスプリンターに使用するほか、スペア部品として販売する。今後、表面パネルを生産する計画もあるほか、GAZが生産した部品を国外のアフターマーケット市場に輸出する可能性もあるという。
プレス部品はこれまで非独立国家共同体(CIS)諸国から輸入していた。今回の措置によりダイムラーは部品の現地調達比率を引き上げることができる。