2015/11/11

チェコ・スロバキア

チェコ、7-9月期失業率4.9%

この記事の要約

チェコ統計局(CSU)が3日発表した2015年7-9月期の失業率は4.9%となり、前年同期比で1ポイント改善した。前期比でも0.1ポイント低下し、リーマンショックによる金融危機で景気後退に陥った2009年以降で最低水準と […]

チェコ統計局(CSU)が3日発表した2015年7-9月期の失業率は4.9%となり、前年同期比で1ポイント改善した。前期比でも0.1ポイント低下し、リーマンショックによる金融危機で景気後退に陥った2009年以降で最低水準となった。

失業者数は約25万7,000人で、前年同期比で5万5,000人減少した。失業率を学歴別にみると大卒が2.4%、高卒が3.4%と低いのに対し、初等教育修了者では21.9%と厳しい就職状況がうかがえる。求職活動をしていない失業者は13万7,000人超で、約8,000人減少した。

7-9月期の就労者数は506万人超で、前年同期比で6万5,400人増加した。生産年齢(15-64歳)人口の就業率は70.5%となり、1993年の調査開始以降で最も高くなった。雇用が特に活発だったのはサービス分野で、小売り・卸売業や自動車整備業のけん引で5万人増えた。鉱工業分野では製造業が3万4,800人増となった半面、建設業は2万7,700人減少した。

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