2015/11/18

ポーランド

ポーランド新内閣、メディア再編を計画

この記事の要約

ポーランドで16日発足した保守派のベアータ・シドゥウォ新内閣(法と正義:PiS)が、メディア再編を計画している。国営放送に対する統制を強化するほか、民間新聞社の「ポーランド化」を目指す。来年上半期中に実行に移す予定だ。 […]

ポーランドで16日発足した保守派のベアータ・シドゥウォ新内閣(法と正義:PiS)が、メディア再編を計画している。国営放送に対する統制を強化するほか、民間新聞社の「ポーランド化」を目指す。来年上半期中に実行に移す予定だ。

副首相も務めるグリンスキ文化相によると、◇国営放送会社の法的形態を「国有株式会社」から「国民文化機関」に変更し、政府の関与を強める◇放送会社を統括する権限を一人に集める◇民間新聞社の外資持ち分(株式)を買い戻す◇既存新聞社の強化あるいは独自新聞社の設立――などが内容となる。

PAP通信及び国有ラジオ放送の社長を務めた経歴のあるチャバンスキ議員が改革を担当する。

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