2015/11/25

ハンガリー

米医療器材ベクトン・ディッキンソン、ハンガリー工場を拡張

この記事の要約

米医療器材大手のベクトン・ディッキンソン(BD)は先ごろ、ハンガリー西部のタタバーニャにある生産拠点で新工場の起工式を行った。投資額は約60億フォリント(約1,930万ユーロ)で、医薬品メーカー向けの試薬の生産が目的。当 […]

米医療器材大手のベクトン・ディッキンソン(BD)は先ごろ、ハンガリー西部のタタバーニャにある生産拠点で新工場の起工式を行った。投資額は約60億フォリント(約1,930万ユーロ)で、医薬品メーカー向けの試薬の生産が目的。当初は従業員100人でスタートし、2018年までに約8,000種類の試薬を生産する体制を整える。

同社は2010年に1億ユーロを投じてタタバーニャ工場を開設し、主に医療用注射器を生産してきた。ハンガリー事業の13-14年期の売上高は118億フォリントで、従業員数は650人。

BDは医療器材やバイオサイエンス関連製品を手がける。医療用注射器の生産では世界最大手。50カ国に拠点を持ち、3万人余りを雇用している(1HUF=0.42JPY)