ポーランド中央統計局(GUS)が11月30日発表した2015年7~9月期の国内総生産(GDP、推定値、季節調整済)の実質伸び率は前年同期比3.7%となり、速報値から0.1ポイント上方修正された。前期比では0.9%だった。
前年同期に比べて内需が3.2%拡大した。総固定資本形成が4%増加したほか、個人消費支出が3.1%増えて内需を押し上げた。
総付加価値(GVA)は前年同期比で3.4%増加した。業界別付加価値では、製造業が4.9%、建設業も4.4%の高い伸びを示した。
GDPに対する総固定資本形成の比率(投資率)は19.3%で、前年同期の18.9%から0.4ポイント上昇した。