ブリヂストン、ハンガリー工場を増強

ブリヂストンがハンガリー北西部タタバーニャ工場を増強する。2013年に開始した715億フォリント(約2億2,700万ユーロ)の投資計画の一環で、20年までにタイヤ生産能力を2倍超に拡大。150人を新規雇用する。

ブリヂストンは2006年にタタバーニャ工場の操業を開始した。年産能力は650万本(13年夏時点)で、国内3位のタイヤメーカーとなっている。従業員は700人。主にドイツ、英国、フランス、イタリア、スペインに輸出しており、14年の輸出高は245億フォリントに上った。

タタバーニャ工場はブリヂストンが欧州で展開する10工場のなかで完全自動化された唯一の生産拠点で、同社は今後、ハンガリー国内に拠点を構える高級自動車メーカー向けに供給する考え。同国ではすでにミシュランとハンコックが高性能タイヤの生産を開始している。(1HUF=0.41JPY)

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