ポーランド鉱工業生産、12月は6.7%増

ポーランド中央統計局(GUS)が先ごろ発表した2015年12月の鉱工業生産指数(速報値、季節調整済み)は前年同月比で6.7%増加し、上げ幅は市場予測の6.3%を上回った。上昇は16カ月連続。

34業種のうち27業種で上昇した。上げ幅が最も大きかったのは「その他の輸送機械・器具」(61.8%)で、電気設備(26.3%)、製薬(17.7%)、衣料品(15.3%)、自動車・トレーラー(13.9%)、ゴム・樹脂製品(13.1%)、家具製造(12.1%)も大きく伸びた。化学品・化学加工製品(8.7%)も堅調だった。一方、機械・設備(5.9%減)、電気・ガス・スチーム・空調(5.7%減)、コークス・石油精製品(4.6%減)、ベースメタル(4.2%減)は振るわなかった。

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