モスクワで4カ所目の空港が3月オープン

モスクワ近郊のラメンスコエ空港が今年3月、同市で4カ所目の民間空港としてオープンする。新空港を運営するラムポルト・アエロが先ごろ、ウェブ紙『gazeta.ru』に対し明らかにした。国内線及び国際線乗り入れに関する政府認可が近く下りる見通しで、3月15日の開港を目指している。見込み利用客数は、開業から1カ月は5万人から6万人、年間では190万人と予測する。

同空港は冷戦時代に軍用として建設された。現在は政府機関や航空貨物輸送の拠点として利用されており、欧州では最長規模となる5.5キロメートルの滑走路を持つ。都心とのアクセスが課題で、将来的に国営ロシア鉄道による路線設置が予定されている。

モスクワには現在シェレメチェボ、ドモジェドボ及びブヌコボの3つの空港がある。2014年の年間利用客数はそれぞれ3,150万人、3,300万人、1,275万人。

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