独工業用繊維メーカー、マケドニア工場が稼働

マケドニア政府は2月29日、ドイツの工業用繊維メーカー、STSテキスタイルズが同国南西部のデミル・ヒサルで生産を開始したと発表した。投資額は400万ユーロ。

政府によると、当初の雇用数は150人で、長期的に1,000人に増える見通しだ。デミル・ヒサルの工場は、旧ユーゴスラビアの自動車メーカー、ザスタバの旧工場棟に入居する形で整備された。

STSテキスタイルは2008年の設立。建材・自動車メーカーなどに製品を供給している。2014年には蓄熱・放熱機能を備えた機能性繊維の開発で、連邦政府とドイツ産業連盟(BDI)が主催する「発想豊かな国・ドイツ(Deutschland―Land der Ideen)」の経済賞に入賞した。

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