ポーランド、15年10-12月期成長率3.7%

ポーランド中央統計局(GUS)が先ごろ発表した2015年10-12月期の国内総生産(GDP、季節調整済、推定値)は実質ベースで前年同期から3.7%拡大した。前期比では1.1%の増加。今年は個人消費が成長の原動力となるが、実際の伸び率は投資動向に左右されそうだ。

10-12月期は内需が成長をけん引した。特に投資がGDPを1.3ポイント押し上げ、好調さを際立たせた。消費の貢献度は2.4ポイントで、うち個人消費が1.5ポイントを占めた。在庫品増減は0.2ポイントの貢献。

輸出入額の成長率がいずれも9%強と同じレベルだったため、純輸出額の成長に与えた影響はゼロだった。

なお、GUSは2015年7-9月期の前期比成長率(確定値)を推定値と同じ0.9%だったと発表した。

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