ブルガリア景況感、2月は0.5ポイント改善

ブルガリア国家統計局(NSI)が先ごろ発表した2月の景況感指数は、総合指数が1月から0.5ポイント改善した。小売・流通、工業及びサービス各部門の改善が全体を押し上げた。一方、建設業では景況感の悪化が目立った。

業種別に見ると、小売・流通業は前月比で2.8ポイント改善した。今後6カ月間の景気見通しに対する楽観的な見方を反映した。また今後3カ月間の販売及び受注量に関する見通しも改善した。

工業は前月から1.2ポイント、サービス業は0.9ポイントそれぞれ改善した。どちらも今後の先行きについて楽観的な見通しが大勢を占めた。販売価格については今後3カ月間維持されるという見方が多い。

建設業では足元の景気に対する不安感から3.5ポイント低下した。ただ、今後3~6カ月については新規受注の拡大が期待できるという見方が増えている。

上部へスクロール