ベラルーシ、140種類以上の新薬生産を計画

ベラルーシ政府が多種にわたる新薬の生産を計画している。同国保健省が先ごろ国営BelTA通信に対し明らかにしたもので、対象となる新薬は抗生物質、抗炎症薬、鎮痛剤、麻酔薬、向精神剤など。インド企業などの協力をもとに今年中の生産開始をめざす。

同省製薬産業局のシェフチュク次官は、新薬は140~150種類に上り、剤形などの点で新しいものとなる予定だと述べた。同省は輸出先の多様化に取り組んでおり、南アジアや東南アジアなどの新市場を開拓する方針だという。

先月29日には同国で製薬及び健康関連産業の商談会が開催され、37のインド企業と40余りのベラルーシ企業が参加した。シェフチュク次官は、「輸出品として優れ、かつ我が国で未だ生産されていない薬品の製造技術を移転するための協力関係の構築が我々の目的だ」と述べた。

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