トルコ統計局(TUIK)が8日発表した1月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で5.6%増加し、12カ月連続でプラスとなった。上げ幅は前月の4.5%から1.1ポイント拡大した。前月比(季節・稼働日調整済み)では1%の増加。
業種別では製造業が前年同月比で5.8%、電力・ガス・スチーム・空調が5.2%、鉱業・採石業が4.1%それぞれ増加した。財別でみると、非耐久消費財(前年同月比8.5%増)、耐久消費財(6.6%増)、エネルギー(6.3%増)の上昇幅が大きかったほか、中間財が4.7%、資本財が2.7%それぞれ伸びた。
前月比では、製造業が1.5%増加した一方、鉱業・採石業が2.2%、電力・ガス・スチーム・空調が1.1%それぞれ減少した。財別では非耐久消費財(4.3%)、中間財(0.9%)が増加したものの、耐久消費財は3.4%、エネルギーは0.5%、資本財は0.4%それぞれ減少した。