ロシア原子力公社(ロスアトム)とハンガリーのガンズ・ホールディングが合弁で運営するエンジニアリング企業、ガンズEEGがベラルーシに原子力発電所用の高性能ポンプ納入を開始した。昨年6月から生産していたもので、月末までに完納する見通し。ハンガリー国営『MTI通信』が17日、伝えた。
ベラルーシはリトアニア国境に近いオストロベツで原子力発電所を建設中だ。ガンズEEGはこの発電所に高性能ポンプ10基を納入する。
ガンズEEGにはロスアトムが51%、ガンズ・ホールディングが49%を出資する。150人を雇用し、昨年は9億5,000万フォリント(306万ユーロ)の売上高を計上した。受注残高から判断すると、今年の売上高は昨年実績を上回る見通しだ。(1HUF=0.40JPY)