トルコのユルドゥルム運輸・海事・通信相は13日、現地日刊紙『ヒュリエット』の独占インタビューで、国内で進行中の大型プロジェクトが大きな経済効果をもたらしているとの見方を明らかにした。
同相によれば、これまでに86億リラ(30億米ドル)の付加価値を生み出し、エンジニア、熟練労働者、事務職を中心に6万5,500人の雇用を創出した。また、イスタンブール第3空港が開業すれば21万人の職場が生まれるとし、プロジェクト完了後も雇用効果が続くと話した。
同相によれば過去13年間の運輸・通信プロジェクト投資額は2,530億リラ(900億ドル)に上っている。また、これらのプロジェクトには豊かな環境と史跡を保存する目的もあると強調した。(1TRY=38.00JPY)(「目で見る東欧・CIS経済」●●ページを参照)