チェコのシュコダ自動車が1日発表した2016年1-3月期決算の営業利益は3億1,500万ユーロとなり、前年同期から30.2%増加した。中型車「スペルブ」の新モデル投入とコスト削減が奏功した。売上高は6.4%増の33億7,900万ユーロ。売上高営業利益率は7.6%から9.3%に上昇した。
同期の生産台数は6.1%増の19万7,800台。販売台数は4.3%増の27万6,600台で、中国を除くと4%増の20万1,200台だった。
クラウゼ最高財務責任者(CFO)は、「(ロシアなど)一部の市場が振るわず、景気に不透明感もあるが、強固で堅実な財務基盤の維持に努める」と述べた。シュコダは今年後半に新型SUV「コディアック」を発売する。