トルコ統計局(TUIK)が3日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で6.58%となり、前月(6.57%)からほぼ横ばいだった。これは前月と並んで、2013年5月以来で最低の水準。エコノミストは6.7%を予想していた。
項目別では、構成比重の大きい「食品・ノンアルコール飲料」が2.47%の上昇にとどまったほか、「通信」(2.86%)も伸び率が低かった。一方、上昇率が最も高かったのは「アルコール飲料・たばこ」(12.79%)で、「その他の商品・サービス」(11.87%)、「宿泊・外食」(10.59%)、医療(9.58%)、「家具・家庭用品」(9.18%)も大幅に上昇した。