フランスの自動車部品メーカー、メカプラスト(Mecaplast)は先ごろ、スロバキア東部のトルヴァナに新工場を開設したと発表した。投資額は5,000万ユーロ。同国に工場を持つPSAプジョーシトロエンにプラスチック部品を供給する。当初は150人を雇用し、2019年までに300人に増員する計画だ。
新工場ではエンジン用及び外装・内装用部品を製造する。ポリプロピレン、ポリエチレン、ABSなどの素材を加工する20台の射出成型機器を設置するほか、炭素繊維を使った強化樹脂やタルカン化合物を製造する予定だ。
トルヴァナ工場の2016年の売上げ見通しは600万ユーロ。19年に4,400万ユーロの売上げ達成を目指す。
メカプラストの2014年の売上高は6億7,900万ユーロ。現在世界18カ国に拠点を持ち、約6,000人を雇用している。