チェコのシュコダ自動車が13日発表した5月の販売台数は前年同月比4.5%増の9万6,700台となり、5月としては過去最高を記録した。欧州およびロシア、中国で増加幅が大きかった。車種別では中型車「スペルブ」が110.2%と大幅に伸びたほか、コンパクトSUV「イェティ」も9.5%増加した。
5月の販売台数を地域別にみると、西欧は6.5%増の4万1,100台で、主力のドイツは10.8%増の1万5,500台だった。伸び率が最も大きかったのはオランダ(27.6%増の1,200台)で、これにイタリア(23.9%増の2,000台)が続いた。
中欧は10.4%増の1万6,600台で、本国チェコは11.9%増の8,100台だった。
東欧ではロシアが23.7%増の4,700台へ回復した。伸び率が最も大きかったのはウクライナ(247.4%増の300台)だった。
国別で最も販売台数が多い中国は2.4%増の2万4,200台だった。