ハンガリーのバスメーカー、イカルス(Ikarus)が生産能力を拡大する計画だ。政府のバス国産化計画を受けたもので、来月末までに年間3,000台を生産できる態勢を整える。
セーケシュフェヘルヴァール工場に必要設備を設置する。ガーボル・セレシュ社長は、生産能力増強が完了すれば「3台のうち2台を輸出に回せる」と話し、旧ソ連時代の主な出荷先では「イカルスの需要はまだある」と自信を示した。
セレシュ社長はイカルスのほか、電機メーカーのビデオトン、政府寄り放送局の「エコーテレビ」、日刊紙『マジャール・ヒールラプ』を保有している。