ハンガリー失業率、6-8月期は4.9%に改善

ハンガリー中央統計局が9月27日発表した2016年6-8月期の失業率は4.9%となり、前年同期から1.7ポイント低下した。失業率が5%を切るのは統計を取り始めた2001年以来で初めて。15~64歳の失業者数は22万6,300人で、7万6,500人減少した。

年齢別では、15~24歳の若年層の失業率が5.4ポイント減の12.8%、25~54歳の働き盛り世代は1.5ポイント減の4.3%、55~64歳の高年齢層は1.4ポイント減の4.0%だった。

男女別にみると男性が前年同期比1.4ポイント減の4.9%、女性は2.2ポイント減の5.0%だった。

平均失業期間は18.6カ月、失業期間が1年以上の長期失業者は全体の49.3%だった。

8月末時点の求職者数は28万3,000人で、前年同月から16.4%減少した。

上部へスクロール