シュコダ自、プラハにデジタル技術開発拠点を開設

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は24日、プラハにデジタル技術の開発拠点を開設したと発表した。デジタル化とコネクティビティーを柱とする成長戦略「シュコダ2015」に沿うもので、新しいモバイルサービスと事業モデルの開発を狙う。来年初めから独立した事業部門として活動を始める。

自動車を軸としながらデジタルサービスを組み込むことで、道路交通の効率性、安全性を高めるとともに快適さも向上させる。「単なる自動車メーカーからモビリティ事業者への転換を図る」狙いだ。

グループ内の各事業から、さまざまな分野の専門家を集め、創造性を高める。VW内のデジタル開発拠点や、社外の開発企業とも連携する。(東欧経済ニュース2016年6月29日号「シュコダ自、デジタル化に取り組む新部門を設置」を参照)

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