独ティッセンのブダペスト拠点がグローバルセンターに

ハンガリーのシーヤールト外相は20日ドイツを訪問し、鉄鋼系複合企業ティッセンクルップ経営首脳と会談した。その中で、ティッセン側から、ブダペスト研究開発拠点が同社のグローバルセンターと位置づけられた事実の連絡を受けた。

ティッセンは研究開発拠点のほか、ジュールのアウディ工場内で車軸工場を操業するほか、ヤースフェーニサルでは操舵部品工場を建設中だ。同工場は2018年の稼動が予定される。

シーヤールト外相はこのほか、ドイツテレコムの経営陣とも会談した。ハンガリー子会社のマジャールテレコムは、数々の小都市にサービスセンターを設置するプロジェクトを進めており、360人を新規採用する予定だ。